墓地などのことメモ

なぜお葬式をあげるの?

なぜ人はお葬式をあげるのか?と普段考えることはなかなかないことかもしれません。しかし、ふと考えてみると、お葬式にはいろいろな意味合いが含まれていることに気づくでしょう。

  1. 心理的観点
    死とは不条理なもので受け入れがたいものだが、どこかで決別をしなくてはいけない。その区切りの儀式として行う。また、別れに際して何かをしてあげたという心の拠り所として。

  2. 宗教的観点
    死者の霊をなぐさめる意味の儀式として行う。

  3. 物理的観点
    ご遺体を火葬(土葬)することで、視覚的に去りゆく者との決別を行う。

  4. 社会的観点
    死亡届けを出すなどの一連の行政手続きによって、社会の中で生きていた者が、社会の中から消え去った手続きを行う。

近年、価値観の多様化、宗教ばなれ、メディアの影響や、諸事情があって、無宗教形式や火葬のみ(荼毘葬)で見送られる方も増えてきました。

それらは、故人の遺志であったり、よくよくのお考えや、状況を鑑みてのことだと思われますので、一概にはいえるものではありませんが、どんな形でもお葬式をあげることで、一つの心の区切りになり、故人に最期にしてあげれたと、自分の心のどこかに納得させられるものとして理由付けができるものがお葬式であることもまた事実です。少し考えてみませんか。

コラム:世界初のお葬式

1950年代、イラクのシャニダール洞窟から6万年前のネアンデルタール人(旧人)のものと思われる人骨が発見され、その人骨の周りからおびただしい数の「花粉」が発見されました。花粉の種類は全部で8種。それぞれの種類の花粉ががまとまって発見されたため、ネアンデルタール人は、仲間の死を悼んで花で飾った最初の人類ではないかという説が発表されました。現代人も、お葬式ではたくさんの花を飾り、お棺にも白菊や色鮮やかな花々をたくさん入れて見送ります。科学技術がいくら高度に発達したとしても、死を悲しみ、去りゆく者との決別に花を添える、その心は変わらないものかもしれません。

後飾り

火葬場から戻ってきた御遺骨を安置する祭壇です。

地域によって習慣が違いますが、多く見られる例として、上段に遺骨を置き、その前に位牌、下段に遺影を置きます。遺影の前には中央に香炉、右に燭台と鈴、左に花立てを置きます。葬儀費用のセット料金に含まれていることも多く、必要なものとして葬儀社さんから薦められますので、多くの場合、葬儀社さんの方で設置してくれます。

後飾りは四十九日まで飾ります。

訃報の知らせを受けた場合

近親者であれば、連絡を受けたらできるかぎり早く駆けつけ、手伝いを申し出るなど、遺族を支えてあげます。

友人や知人の場合で、遺族から直接連絡を受けたのであれば、御遺族が対面を望んでいるものとして受け止め、できるかぎり、弔問に伺います。もし、ひとづてに聞いた場合は、相手との関係の深さに合わせて、すぐに駆けつけるか、通夜や葬儀に参列するかを判断されるとよいでしょう。

この場合でも地味な普段着でかけつけ、長居は無用です。

お清めの仕方

通夜や告別式から帰ってきたら、玄関を入る前にお清め(お浄め)をします。

お清めの仕方
1.火葬場に行かなかった人にひしゃくで水をかけてもらい、手を洗う(省略する場合も)
2.塩をひとつかみ、胸と肩のあたりにかけてもらう(足もとにかける場合も)塩は、会葬礼状に付いている場合もあります。

ただし、死を穢(けが)れとは捕らえない考えにより、お清めは不要とする考えも強くありますので、お清めをされるか否かはご喪家の考えに基づいてご選択されることが良いでしょう。ちなみに、浄土真宗ではお清めは行いません。

訃報を後で知った時

葬儀の後から訃報を知った時は、まず電話や手紙でお悔やみの言葉を先方に伝え、後日、あらためて、なるべく早く、弔問に伺うようにします。弔問はできるかぎり納骨前までに行いたいものです。

葬儀後まもない場合は、ご遺族の方も忙しいでしょうし、長居は無用ですが、故人の思い出を語らうなど、ご遺族を気遣いましょう。

お墓引越し手順

お墓の引越しって?


すでに埋葬してある遺骨を別のお墓に移動したり、お墓そのものを別の場所に移転することを「改葬」といいます。

お墓を移すということは、既存の墓地の管理者にとってあまり望ましいことではありませんので、トラブルにならないように事前に理由を説明して理解を得ておくことが必要です。

また、既存の墓地の整備も必要となってきますので、その費用も念頭に入れておかなければなりません。 改葬を行うためにはいくつか書類を集めたり市区町村へ申請することになります。手順は次のとおりになります。

お墓の引越しの手順


葬儀・告別式の流れ

お通夜の一般的な流れ 日本で最も多い仏式で行われうお通夜の流れになります。あくまで例ですので、地域や規模により違いがあることをご了承ください。

11:00-12:00 の告別式の例

10:30 僧侶到着


僧侶控室に案内し、茶菓子でもてなします<br />
喪主は挨拶にうかがいます

10:30 受付開始 式開式30分前

10:50 一同着席


遺族、親族、参列者が所定 の席へ着席する

(告別式)


11:00 開式


導師(僧侶)入場、祭壇の前に座ります


導師入場の時に参列者は黙礼をします

11:03 開式の辞


司会もしくは葬儀担当者から通夜の開式の言葉があります

11:05 僧侶読経


お経が始まり、僧侶退席までお経は続きます

30分~40分程ですが、お経の時間の長さは、宗派や僧侶の方によって異なります。

11:15 焼香


僧侶又は葬儀担当者から焼香の案内があります

喪主→遺族→親族→一般参列者の順番で焼香をします

11:40 僧侶退席


退席の時には合掌します

11:42 お別れの儀の準備


出棺の準備のために、親族、会葬者の方は一度、会場の外へ出ます。葬儀担当者が棺を祭壇から降ろし、皆様で最後のお別れができるように準備をします。

11:45 お別れの儀


御遺体の周りを花で飾ります。葬儀担当者が供花の花を、お盆などに入れてくれますので、みなさんで棺の中に入れてお別れをします。その後、御棺のふたが閉じられます。

11:55 喪主(遺族代表)のあいさつ

12:00 出棺

以上が告別式の流れの例になります。地域の習慣や風習によって大きく変わってきますので、あくまでもご参考にしてみて下さい。実際には、その時々で葬儀社さんの方から説明、案内があります。

(葬儀と告別式はもともと目的の違う儀式として分かれていましたが、現在では同時に行うケースが多いため、上記の例も同時に行う場合の例としました)


精進落とし

本来、精進落としとは、魚や肉を断ち精進した中陰の期間(四十九日間)に区切りをつけ、日常生活に戻る意味合いがあり、肉や魚などが振る舞われたものでした。

現在では、火葬後、または告別式後に宴席を設ける場合が多いです。「精進落とし」または「忌中ばらい」「精進落ち」「精進上げ」とも呼ばれます。

喪主挨拶や宗教者の話(世話役の挨拶も)の後に飲食に入りますが、決まった形は特にありませんので、故人を偲び、手伝ってくれた方、宗教者へ感謝をこめての席にします。宗教者を上席にし、遺族は末席にするのが一般的です。


葬儀式場の決定

葬儀式場選び、何を優先する?葬儀を行う場所として、最近は自宅よりも圧倒的に葬儀式場で行われることのほうが多くなりました。

式場選びは、

自宅からの距離や交通の便を優先するのか?
費用面を優先するのか?
当日の火葬場への移動などを優先するのか?
…などによって変わってきます。

葬儀式場事情公営の式場
最近では、各自治体が公営(市営や区営)の式場を立てるケースも多くなってきておりまして、民営の式場などを利用するよりも費用を抑えて葬儀を行える地域も増えてきました。

立地のいい式場
駅前などの立地を優先させる場合は、 どうしても場所代も含めた葬儀費用が高くなるケースが多くなります。

火葬場敷地内の式場
最近では、各自治体が公営(市営や区営)の式場を立てるケースも多くなってきておりまして、民営の式場などを利用するよりも費用を抑えて葬儀を行える地域も増えてきました。

家族葬などの場合
家族葬などを希望で、あまり人に知られたくない場合などは自宅や近辺でのお式の場合、近所の方などが訃報を知り会葬にみえる場合などがあります。そのため、自宅ではなく近所の方に知られない式場や火葬場併設の式場や公営の式場を利用することも多くございます。

宗教者への連絡・日程の確認

菩提寺やお付き合いのある宗教者がいらっしゃる場合には、ご逝去の際に連絡をいれ、お葬式に来ていただくのに 都合の悪い日程が無いかなど確認を行います。

遠方の場合などでも、今後もお付き合いが続く宗教者の場合であれば、必ずご連絡を入れるのが筋です。

こういった場合は、近くの同じ宗旨の方をご紹介してくださるなどどうするべきか指示をいただけます。

宗教者への連絡の注意葬儀社によっては、菩提寺が在るにもかかわらずお坊さんも葬儀社側で手配し、お布施からマージンをとる会社も在るようですが 菩提寺があるのに他のお坊さんにお葬式を頼むことは後々大問題となってしまいますので注意が必要です。

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